FAQ

繊維インナーダクトは屋内で利用できますか?

できます。屋内配線用途では、お客様の要求により「難燃タイプ」が使われることがあります。
具体的な事例としてはデータセンターが挙げられます。

管路端部での止水について、どのような方法がありますか?

以下のような止水方法がございます。要求される止水性や取扱性を考慮のうえお選びください。
・インフレーションバッグ(エアバッグ)
・パテ
・発泡剤
・止水栓

管路内に泥や水などが入っている場合でも 繊維インナーダクトは使えますか?

泥の堆積の程度によりますが、使えます。
多くの泥が堆積している場合、高圧洗浄機等で管路を清掃した上で敷設いただくことを推奨しております。
軽度の堆積であれば、清掃せずそのまま敷設することも可能です。

管路内に捻じれた既存ケーブルがある場合、繊維インナーダクトは敷設できますか?

敷設条件により敷設可能です。
既設ケーブルの捻じれが邪魔をして、新たなケーブルや樹脂製インナーダクトの多条敷設が困難な場合であっても
繊維インナーダクトを使用することで ケーブル敷設を成功させる可能性が格段に高まります。

既存ケーブルが敷設されている管路に 繊維インナーダクトを使って新しいケーブルを引くことはできますか?

できます。繊維インナーダクトは ケーブル敷設時に、既設・新設両方のケーブルを 被覆部の損傷・芯線破断から守ります。

管路に90度の屈曲が何ヵ所かある場合、繊維インナーダクトは使用できますか?

曲がりの数、合計角度、その他管路条件によります。
繊維インナーダクトを使うことで、直角の曲がりを伴う引上管(立上管)や 曲がり合計角が270~360度の管路など
困難な施工条件下において ケーブル敷設を成功させる可能性が格段に高まります。

繊維インナーダクトを使ってケーブルを敷設する場合、ケーブルの最大敷設可能距離は?

施工条件や接続点の配置にもよりますが、長距離のケーブル工事では
合計1,000~1,500mの複数区間に 一気通貫でケーブル敷設されることもあります。

繊維インナーダクトの最大敷設可能距離は?

施工条件によります。
2,000m弱の距離を一気通貫で敷設した実績があります。
繊維インナーダクトが持つ繊維特有の柔軟性や低摩擦性、予め塗布されたシリコン径潤滑剤により、長距離敷設が可能です。

既設のインナーダクト(さや管、インナーパイプ等)の中で 繊維インナーダクトは使えますか?

使えます。繊維インナーダクトを使って、塩ビやポリエチレンのインナーダクトを更に分割できます。
但し、その既設インナーダクトの状態や 既設ケーブル有無などの条件が影響します。
難しい施工が予想される際は、事前に当社までお問い合わせください。

繊維インナーダクトは、高圧電力用ケーブルに適用できますか?

ケーブルの外径や重量、敷設距離などの施工条件によって 適用できる場合と適用できない場合があります。
高圧電力用ケーブルでのご使用をご検討の方は、当社までお問い合わせください。